ホワイトニングしたいけど調べても結局どれが一番自分にあってるのかわからない
悩みますよね…
ホワイトニングには種類が数種類あって、その種類の中に色々なメーカー(ブランド)が出している特徴があります。なのでまずは種類を知ることで自分にあっているホワイトニングが見えてくるので、そのあとメーカー(ブランド)選びをすると楽ですよ!
※メーカーの特徴は違う記事で解説します
今回は現役歯科衛生士の私が【効果のあるホワイトニングの種類とそのメリットデメリット】についてご紹介します。
「歯医者で光をあてるホワイトニングと、家でやるマウスピースホワイトニング、効果はどう違うの?」
歯を一気に白く導いてくれる即効性のある
「オフィスホワイトニング」
じっくり浸透、歯の内側からしっかり白くする
「ホームホワイトニング」
集中美白!即効性プラス持続性をかね備えた
「デュアルホワイトニング」
効果実感!おすすめホワイトニング
オフィスホワイトニング
専用の薬剤とライトを使って歯科医院で歯科衛生士が施術するホワイトニング。
初回の施術から漂白効果が期待できます。
エステ感覚で施術中寝てしまう方が99%です(笑)
メリットとデメリット
《メリット》
・1回の施術で効果が得られやすい
・資格のあるスタッフが施術してくれるので安心
・しみるなどの症状にもすぐ対応できる
《デメリット》
・色戻りしやすい
・ライトの光が届かないため奥歯はできない
・施術後に食事制限がある場合がある
ホームホワイトニング
オーダーメイドで歯並びにフィットするマウスピースとホワイトニング薬剤を使って、自宅で気軽にできるホワイトニング。
継続することで内側から少しずつじっくり歯を白くしていきます。
やる前に歯の写真を撮っておいて見比べるとわかりやすいよ!
写真で比べるときは同じ場所で同じ時間帯がベスト、
微妙な光の加減で写り方が変わってしまいますからね。
メリットとデメリット
《メリット》
・ゆっくり時間をかけて白くしていくので歯の表面荒れも抑えれて、透明感のある仕上がり
・内側から白くしていくので色戻りしにくい
《デメリット》
・即効性はない
・患者さん自身で時間を管理する必要がある
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うホワイトニング。
短期間でしっかり白く、色ムラなく、色戻りしにくいのが特徴です。
メリットとデメリット
《メリット》
・短時間で確実に白さを実感できる
・色戻りしにくい(効果長持ち)
《デメリット》
・費用がかかる
・知覚過敏が起きやすくなる
すぐ効果を実感できて長期間白さが続くよ♪
セルフホワイトニングとの違い
手頃な値段で行えるセルフホワイトニングと歯科医院でのみ行えるホワイトニングの大きな違いは医療行為であるかどうかが大きな違いとなります。
患者さんの口の中に触れる”医療行為”を行う事が出来るのは医師・歯科医師・歯科衛生士の国家資格を持った者のみという法律が定められているので、セルフホワイトニングは医療行為には当たりません。
そして、歯を漂白することができる薬剤も法律で歯科医師・医師の管理下のもとでしか使用が許可されていないため、セルフホワイトニング専門店やサロンではこの薬剤を使用することが出来ません。
セルフホワイトニングには歯自体を白くするホワイトニング効果(漂白剤効果)はありません!
歯の表面の着色汚れが落ちたことによって歯の本来の白さまで導くことはできますが、それ以上に白くすることはできないのです。
着色汚れを落として本来の自然な歯の色に戻すのがセルフホワイトニングってことね!
神経のない歯に効果のあるホワイトニング
神経をとってしまった歯の変色は、通常のホワイトニングでは白くなりにくく、また色戻りもしやすくなりますので以下の方法がおすすめです。
インターナルブリーチ(パワーブリーチ)
神経の無い歯の裏側に穴をあけて、ホワイトニング剤をその穴の中に注入することで歯を白くし5~10回程度回数を重ねて行うホワイトニング
歯の根の治療が済んで、根に問題がない状態で行うことが大切
メリットとデメリット
《メリット》
・ウォーキングブリーチと違って歯の根元や骨が溶けるなどの影響を与えない
・他のホワイトニングと併用して行うことができる
・使用する薬剤は厚労省で認可された薬剤を使用して行うので安心・安全
《デメリット》
・施術が1本単位
・白くなるまでに時間がかかることがある
・歯の根元付近は白くなりにくく変色や着色が残ってしまう
安心安全が一番!
ウォーキングブリーチ
神経の無い歯の裏側に穴をあけて、過ホウ酸ナトリウムと過酸化水素を混ぜ合わせたホワイトニング剤をその穴の中に注入し、1週間ごとにお薬を交換して白くするホワイトニング
歯の根の治療が済んで、根に問題がない状態で行うことが大切
メリットとデメリット
《メリット》
・通常のホワイトニングでは白くできない神経のない歯を白くできる
・2~3回程度で白くなる
・費用は1本11,000円前後と比較的安く済む
《デメリット》
・施術が1本単位
・色戻りしやすい
・薬剤から発生するガスが原因で根っこや歯を支える骨に悪影響を及ぼし痛みを伴うことがある
昔はこれしかなかったのよ…
歯のマニキュア
爪のマニキュアのように歯科用の歯のマニキュアを歯の表面に塗装することで歯を白く見せます。
永久的なものではないですが数年間使用することができます。
一度歯を削ってしまうと元に戻すことが出来ないため歯を削りたくない方にはオススメの方法です。
メリットとデメリット
《メリット》
・削らずにどんな色の歯でも白くすることができる
・神経のない歯やテトラサイクリン変色歯だけではなく差し歯や銀歯にも使用することが可能
(天然歯に比べて接着力は弱くなる)
・マニキュアは歯を傷つけない専用の器具で外すため歯が削れることはない
《デメリット》
・歯を削らずに樹脂を塗って白くするため若干の厚みが出る
・周りの歯と完全に合わせるのが難しい場合あり
・施術時間が1本あたり30分程度かかる
・元の歯の変色や着色が強い場合マニキュア本来の白い色が出ない場合あり
初めて導入した時に練習で自分の歯にやってみたものが、10年ほど経つけどまだはがれずついてるよ!
まとめ
オフィスホワイトニング
メリットは1回の施術で効果が得られやすくて資格のあるスタッフが施術してくれるのでしみるなどの症状にもすぐ対応できて安心
デメリットは色戻りしやすくライトの光が届かないため奥歯はできなくて施術後に食事制限がある場合があること
ホームホワイトニング
メリットはゆっくり時間をかけて内側から白くしていくので歯の表面荒れも抑えれて透明感のある仕上がりで色戻りもしにくい
デメリットは即効性がなく患者さん自身で時間を管理する必要があること
デュアルホワイトニング
メリットは短時間で確実に白さを実感できて色戻りしにくい(効果長持ち)
デメリットは費用がかかるのと知覚過敏が起きやすくなること
セルフホワイトニング
歯科医院でできるホワイトニングとは違って、価格は手頃ですが着色汚れを落として本来の自然な歯の色に戻す程度の効果
神経のない歯に効果的なホワイトニング
・インターナルブリーチ
(パワーブリーチ)
・ウォーキングブリーチ
・歯のマニキュア
自然に美しく♪おだやかに気持ちよく過ごせますように。